毎月の領収書整理会 経営と権利守る力に=兵庫・尼崎
兵庫・尼崎民主商工会(民商)青年部は1月21日、領収書整理会を開き6人が参加しました。
「商売を伸ばしたい」という要求に応えようと自主計算・自主記帳活動を推進。「経営と権利を守る力にしよう」と話し合い、第3水曜日に、毎月欠かさず取り組んでいます。
売り上げや仕入れ、経費を領収書に基づき記帳。「これは何の勘定科目になるの」「これは経費で落とせるよ」など、分からないないことはお互いに聞き合ったり、自主計算パンフを使ってみんなで調べながら進めていきます。
初参加の電気工事業の青年部員は「去年税務調査になって、自分の知識のなさを実感した。自分の商売は自分で守っていけるように、民商で学べることは全部学びたい」と、積極的に自主記帳に取り組んでいます。
また、Kさん=バイク修理・販売=は「どの経費がどの勘定科目になるか分かりやすいように、自分専用の勘定科目リストをつくった」など、それぞれが工夫していることも交流しました。
青年部の領収書整理会は、当初2カ月に1度の開催でしたが、部員からの「もっと記帳を学びたい」という要望で毎月開くようになりました。みんなで励まし合い、教え合いながら頑張って記帳に取り組み、「業者青年が身近に集まれる魅力ある青年部をつくろう」と話し合っています。
全国商工新聞(2015年3月2日付) |