県青協結成の弾みに 集いで商売・民商語る=山梨県連
山梨県商工団体連合会(県連)は11月8日、県連青年部協議会(県青協)の結成をめざす青年の集いを開催しました。全商連青年部協議会(全青協)の脇澤元副議長など5人が参加。青年部の魅力を交流し、県青協立ち上げに向けて話し合いました。
峡東民主商工会(民商)青年部のCさん=建築士=は自ら設計を担当し、昨年8月に内装工事や水道工事、電気工事など民商会員が力を合わせて巨摩峡南民商の事務所をリノベーション(注)した経験を話しました。
「誰でも気軽に立ち寄れる事務所」をコンセプトに、おしゃれですっきりした空間をデザイン。フリースペースを設け、写真展やメークアップ教室など、地域住民が集まれる場として開放しています。「事務所のリノベーションを通して、会員同士のつながりができてよかった。自分のイメージが形になり、人に喜ばれることがこの仕事の喜び」と話しました。
脇澤副議長は「異業種の青年同士がつながれて、仕事のことや悩みも肩ひじ張らずに話し合えるのが民商青年部の良さ。皆さんのやりたいことを青年部で具体化していってください」と話しました。
この集いでCさんは青年部長を引き受け、全青協第39回総会に参加することを決意。Gさん=居酒屋=も副部長を引き受け、Cさんとともに青年部の運動をつくっていこうと話し合いました。県青協の結成に向けて、県内の業者青年が気軽に集まれる懇親会を開こうと計画しています。
(注)リノベーションとは 既存の建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させたり付加価値を与えること。
全国商工新聞(2014年12月1日付) |