「核兵器なくせ」と行動 SNSでも参加募る=北海道・青年協
出発式で「核兵器はいらない」と訴える青年たち
北海道連青年部協議会(道青協)も参加する「核兵器なくせ」デモ実行委員会は9月6日、札幌市内で「核兵器廃絶」を訴える集会・デモを開催。全体で100人が参加、道青協からも9人が参加しました。
デモ出発前の集会では、今年の原水爆禁止世界大会に参加した青年が「大会に参加し、核兵器は世界のどこにもいらないと思った。世界大会で学んだことをヒロシマ・ナガサキで終わりにせず、北海道にも広げたい」と訴えました。
デモ隊は午後7時に大通公園を出発。夜の札幌の街をライトを振り音楽を流しながらにぎやかに行進し、ドラムのリズムに合わせて「戦争させない」「核兵器なくそう」「武器で平和は守れない」とコールで訴えました。
今回のデモは、フェイスブックなどのSNSも使って広く参加を呼びかけたこともあり、中学生など若い参加者の姿が多く見られました。
デモに参加した札幌東部民主商工会の工藤一成会長は「手を振って応援してくれる人や音楽に合わせて体を動かす人が大勢いた。核兵器廃絶の思いが大きく広がっていると感じる」と話しました。
デモは広島と長崎の原爆投下から「69周年」から数字をとり、「9月6日に北海道からも核兵器廃絶を訴えよう」と原水爆禁止世界大会に参加した青年らの自発的な呼びかけに応えたものです。
全国商工新聞(2014年10月6日付) |