命守る社会保障に 国保・年金学習会=新潟・長岡
新潟・長岡民主商工会(民商)青年部は8月22日、「実はこんなにかかってる? 国保・社保」と題して健康保険・年金制度の学習会を開催しました。20人が参加し、生活と健康を守る制度を学びました。
学習会では、社会保険労務士で「働き方コンサルタント」の高野真規さんが、国保など健康保険や年金制度の仕組みを説明し、「中小の自営業者の多くが加入する国民健康保険は、加入者年齢の高さやその所得の少なさが他の健康保険にくらべ際立っていて、構造的に問題を抱えている」と報告。年々社会保険の負担が増え、中小業者の生活を脅かしている状況を学びました。
参加者は「国民の生活と健康を守るはずの健康保険が、かえって生活を圧迫している」「短期保険証や資格書の交付などの処置では、病気にかかった人がますます治療に行けなくなる」など危機感を募らせていました。青年部では「学習したことを支部の人たちにも伝えていこう」と話しています。
全国商工新聞(2014年9月22日付) |