辺野古に基地いらない 子らと平和学び交流=沖縄県青協
沖縄県連青年部協議会(県青協)は8月17日、平和学習会&交流会を開催し大人と子ども合わせ、23人が参加しました。
今回の学習会は8月15日の終戦記念日と今の沖縄の情勢、特に辺野古の問題を実際に自分たちで見て学習しようと企画したもの。仲本興真県連会長=行政書士=が操縦する『平和丸』に乗り、辺野古の海を見学した子どもたちは「海がとてもキレイ」と大喜びでした。
船上では仲本会長が建設予定現場や現在の国との攻防のことを説明。見学中は常に海上保安庁のボートがついて回る緊迫した状況に、ビックリしていました。
急な大雨でビーチでの交流会が名護民商事務所でのバーベキューに変わってしまいましたが、室内スイカ割りやビンゴゲームで盛り上がり、お肉がとてもおいしくみんな大満足でした。
基地建設予定地の辺野古や大浦湾の写真資料を使った平和学習では、青年部員や事務局員が交代で基地や戦争のこと、辺野古に基地ができたらどうなるか、など分かりやすく説明。「きれいな海が汚れるのは嫌」「ジュゴンやウミガメがいなくなるかもしれないから基地はいらない」などの感想が多く出されました。
参加した部員からも、「子どもたちに辺野古の海を見せることができてよかった。現場を見て何かを感じ取ってくれたみたい」「参加して良かった。とても楽しかった」などの感想が出されました。
全国商工新聞(2014年9月8日付) |