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  トップページ > 青年部 > 全国商工新聞 第3133号9月1日付
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青年部
 

全国業者青年交流会へ商売の魅力再発見

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経営者の悩み語り合いたい
福井民主商工会西田・大作さん=眼鏡製造

 眼鏡作りの仕事を始めたのは18年前、私が20歳のころです。眼鏡職人だった父が独立開業した際、一緒に働かないかと誘われたことが、この道に入るきっかけでした。以来18年間毎日、仕事と向き合っています。
 私は現在1日当たり400個、月にすると9000個の眼鏡を作りますが、この日々の積み重ねがしっくりくる眼鏡を生み出すために必要な繊細な技術と、ものづくりのスピードを両立させるセンスを育ててくれたと思っています。
 ひたすら眼鏡作りに向き合う日々を15年以上続けてきましたが、3年前に転機が訪れました。この道に導いてくれた師匠であり、仕事の最大の理解者であった父が他界したのです。
 それまで父が一手にやっていた経営者としての仕事をいきなり引き継ぐこととなり、分からないことや戸惑うことの連続でした。その中でもなんとか今日までやってこれたのは、民商をはじめとした父を知る人たちの助けがあったからです。「人と人とのつながり」を何よりも大事にしていた父の思いを継ぎ、つながりの中で会社をもっと大きく発展させていきたいと日々、悪戦苦闘しています。
 独立して3年、経営者としての悩みを話せる人や場所というのはなかなかありません。交流会では全国から来られる経営者の人と出会い語り合えることを期待しています。

全国商工新聞(2014年9月1日付)

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