商売の魅力再発見=9・14、15全国業者青年交流会へ
同業種の仲間 交流が楽しみ
愛知県青協議長 山本裕喜=水道工事
4年前に民商に入会してからの念願かない今回初めて交流会に参加します。
水道工事の仕事を始めたのは10年前、早く親から自立したいという思いから高校卒業と同時に働き始めました。
仕事を始めたときからいずれは独立し、自分の道を歩もうと思っていました。5年前に独立し、その年の確定申告の相談で民商に入会しました。
独立後しばらくは思うように仕事も来ず、厳しい状況が続きました。経営が厳しく、しんどい時でも明るさだけは忘れてはいけない、仕事をくれたお客さんに「ここに頼んでよかった」と思ってもらおうと目の前にある仕事を一生懸命に頑張りました。
また、お客さんとの付き合いが仕事上の関係だけになってしまっては他社との“違い”が作れないと、仕事以外の共通の話題を持つようにするなど、営業活動でも努力を重ねています。
交流会では同業種の人たちと交流できることを最も楽しみにしています。全国の仲間たちの商売の状況ややり方を大いに学び、今後の自分の仕事に生かしたいです。
仕事のマナー 一緒に学んで
三重・名張民商 比澤綾薫=小売
現在、健康器具販売の仕事を母から引き継ぎ、業者二世として日々頑張っています。
いまの仕事を始めたのは私が26歳のとき、母ががんで亡くなったことがきっかけでした。母の友人や仕事仲間から生前の母の様子や仕事に対する考えを聞くうちに、母の思いを引き継ごうと事業承継を決意しました。
予備知識や経験がまったくなく、苦労や困難の連続でしたが、仲間たちに支えられ、なんとか3年目を迎えることができています。
交流会では全青協の全国幹事として「ビジネスマナー」の分科会を担当します。私自身も詳しい分野ではなく、悪戦苦闘しながら準備を進めていますが、皆さんと一緒に学んでいきたいと思っています。また、1日目の夜には「製品展示」も企画されており、私が日々販売している健康器具の体験コーナーを設ける予定です。
全国の仲間と出会い、元気をもらえる交流会になることを期待しています。
全国商工新聞(2014年8月25日付) |