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青年部
 

全青協第2回幹事会 総会時現勢の突破を

 全商連青年部協議会(全青協)は2月8、9の両日、東京都内で第2回幹事会を行い、35人が参加しました。青年部活動を大きく広げるための幹事会決議、第38回総会のまとめ、同総会決算と第13回全国業者青年交流会概要を採択。湖東京至元静岡大学教授・税理士の講演で消費税の諸問題を学び、全体会や分散会の議論を通して多彩な青年部活動を交流しました。
 全青協議長はあいさつで「総会を増勢で迎えたことを確信に、業者青年の要求を実現するためにも、安倍政権の暴走を食い止め、強い民商青年部をつくっていこう」と呼びかけました。全青協事務局長が決議案を提案。自主記帳・自主計算活動を強め、春の運動と全商連第51回総会を組織拡大の力に、総会時現勢の突破をめざす訪問対話運動を提起しました。
 湖東税理士の講演では消費税が生まれた歴史にふれ、「輸出戻し税による巨額の恩恵が受けられるため、財界は消費税率の引き上げを迫っている」と告発。「大企業を優遇し、利益のない中小業者からは容赦なく徴収している。消費税は滞納も多く、弱いものいじめのひどい税金」と強調しました。幹事からは「消費税の不公平な実態を知り、反対する人を増やせば増税を止められると思った」と感想が出されました。
 3会場に分かれた分散会では拡大運動がテーマとなり、「拡大は異業種との出会い。商売にもつながる」「要求を引き出して活動すれば仲間が増える」と意見を交わしました。全体の討論では、各地の活動などを交流。「原発事故の影響を調べるアンケートを行うため訪問活動をしている」(福島)、「申告準備の集まりで入部の訴えを徹底して行う」(奈良)、「年間スケジュールを作り、6月には商工交流会を予定」(大阪)と議論が弾み、全国業者青年交流会(9月14、15日・福井県あわら市)の成功に向けて前向きな発言が相次ぎました。
 新たに選出された幹事も多く、「全国の熱意に刺激された。地元に戻って部員訪問に挑戦したい」と決意していました。
 下杉事務局長はまとめ報告で「業者青年に魅力ある民商づくりを青年部が担っていくという視点は重要。3・13重税反対全国統一行動では民意を示すため、史上空前の規模で盛り上がろう」と呼びかけ。参加者全員でガンバロー三唱を行い、士気を高めました。

全国商工新聞(2014年2月24日付)

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