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青年部
 

熱いハートで商売工夫 青年経営交流会=大青協

 大商連青年部協議会(大青協)は11月24日、経営交流会を開きました。40人が参加し、民商役員、青年部員の商売アピールを中心に交流。「熱いハートで真剣に仕事に取り組む姿に、いい刺激をもらえた」と好評でした。

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商売の工夫や姿勢に刺激をうけた大青協の経営交流会

 「大先輩に聞く、商売の経験・教訓とは」と題して、大商連副会長が仕事に就いたきっかけや独立までの経緯を報告。地域の活動や行事へ積極的に参加し信頼を得てきた経験を語りました。また、「美しく豊かで安全な住環境を国民に提供する」とした社訓も紹介。「弱い者を見殺しにして大企業が暴利をむさぼる世の中は納得がいかない。社会のゆがみを正したいという思いで仕事にも打ち込んでいる。若い人には内面を磨いてほしい」とエールを送りました。
 3人の業者青年の商売報告では、和泉高石民商青年部、大商協青年部、岸和田民商青年部からプロジェクターで実際の仕事の写真を示しながら発言。今年1月に独立したばかりの報告者は「若い人の所得が減り、住まいにお金をかけられなくなっている。革細工や画家、アーティストなどと協力し、お金をかけなくてもオリジナリティーあふれ喜んでもらえる家づくりに取り組んでいる」と説明しました。
 「近所に大手チェーン店ができ、ギョーザ半額など値下げで対抗してみたが効果はなかった。価格で勝負するのではなく素材を生かしたメニューを打ち出したい。日本に知られていない中国料理を勉強している」との報告も共感を得ました。
 「自然素材を使った店舗や家づくりをしている。塗装から左官、家具づくりを一人で手がけ、お客さんの要望と自分の提案を納得がいくまで相談している」とこだわりも話されました。
 参加者は「みんな経営についての教訓をもっている。自分も原点に戻って経営理念を大事にしようと思った」(介護)、「自分でも工夫できるような気がしてきた。お客さんに喜んでもらえるよう業者同士で交流したい」(飲食)など、発言者の商売の姿勢や理念に刺激を受けていました。

全国商工新聞(2013年12月9日付)

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