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  トップページ > 青年部 > 全国商工新聞 第3095号11月11日付
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青年部
 

民商青年部 つながり広げて商売繁盛!

 全商連青年部協議会(全青協)第38回定期総会(17日開催)の成功めざし、全国各地の民主商工会(民商)青年部が奮闘しています。「商売を伸ばしたい」という業者青年の要求に応える経営改善への取り組みや交流会、家族で参加できるレクリエーションなど多彩な活動を展開。仲間のつながりも増やしながら、地域の未来を担う業者青年を全力で応援しています。

仕事場訪問し合って経営改善=静岡・沼津

 静岡・沼津民商青年部は、部員の経営改善を進める活動に力を入れています。商売の強みや弱みなどを分析し、経営を見直す力とする「SWOT(スウォット)分析」を活用し、お仕事訪問も実施しながら、仲間同士で商売の成長発展をめざしています。
 部会で本紙(6月17日号)の紙面で紹介されたSWOT分析の記事を参考にしながら試してみました。参加者一人ひとりが自身の商売の強みや弱み、チャンスや脅威などを分析し、結果を発表。他の参加者から意見やアドバイスを出すというやり方で数回に渡って取り組んでいます。
 7月末に配管・製缶業の部員が「下請けで仕事量が不安定なのが弱み」と分析結果を発表した際、「説明だけだと仕事内容がイメージできない」という疑問が上がりました。「次回は工場を訪問して、仕事内容を理解してアドバイスしよう」と話し合い、職場訪問に発展しました。
 9月24日、さっそく部員8人で工場を訪れ、機械を操って鉄を削る様子をみんなで見学。製品や機械を見たり触ったりしながら、説明を聞くと「これだけ機械がそろっていればいろんなことができるね」と参加者から感嘆の声が上がりました。「仕事量が多かったり少なかったりしたときにフォローし合える同業者がいない」という悩みに「仕事内容を理解したから今度は仕事が紹介できる」「インターネットの活用や同業者、新規顧客に自ら足を運ぶなど自分から動いてみては」とアドバイスが次々と出されました。
 職場を見学することで「新発見もあって実態に合ったアドバイスができた」と部員からも好評でした。

地引き網大会 参加101人=福岡・八幡西

青年部員、家族、友人ら101人が参加した八幡西民商青年部の地引き網

 福岡・八幡西民商青年部は10月20日、宗像市で地引き網大会を行いました。子ども40人を含む101人が参加し、家族も一緒に楽しみました。
 当日は天気にも恵まれ、「引っ張れ!」のかけ声で「わっしょい、わっしょい」と皆で力を合わせて網を引くと、大きな魚がたくさんかかり、子どもたちは大興奮。魚をつかみ取り、「僕の方が大きいよ」と見せ合いながら笑顔が弾けていました。
 「20年前は家族も参加して地引き網をしていた」と民商の三役から聞いた青年部員が「自分たちもやってみよう」と9月の役員会で提案。「100人で地引き網をしよう」と企画し、会外の友人などにも呼びかけを強め、にぎやかに交流が広がりました。

秋のあきない交流会 商売で地域貢献=新潟

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地域資源を生かした商売を学んだ新潟県青協の交流会

 新潟県連青年部協議会(県青協)は10月5、6日の両日、「秋のあきない交流会」を阿賀野市内で開催しました。県内の9民商青年部から22人が参加し、民主商工会(民商)会員の職場訪問やソーラー発電所を見学。地域資源を生かした商売の工夫を学び、「これからの商売や地域経済を考える上で刺激になった」と好評でした。
 墓石や灯籠を作製している新潟民商の会員が経営する石材店では、石材加工の作業場を訪問。「資源の再利用を促し、廃石材の処分料を節約できる」と廃石材を庭や玄関先の飛び石に転用している黒井さんの工夫を学びました。
 阿賀野民商の会員が姉妹で営む工房では、130年の歴史を受け継ぐ職人の技を見学しろくろも体験。土づくりへの熱意や焼き物への細かい気遣いを聞き、参加者は「職人としての意気を強く感じた」「伝統の技を継承し、続けていくことは大切」と口々に話していました。
 阿賀野市の新潟県東部工業団地に設置された新潟東部太陽光発電所では、再生可能エネルギーの意義や空き地の有効利用などを学び、「地域の資源や自然を活用する事業で、地域経済に貢献することを広く学べた」と感想が聞かれました。
 新潟県青協では、全青協総会のプレ企画として交流会を位置付け、青年部員に広く呼びかけました。初対面の部員も多く、一日目の夜に行われた懇親会では、青年部活動から商売の悩みまでざっくばらんに語り合い、遅くまで交流。懇親を深め合いました。

全国商工新聞(2013年11月11日付)

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