学習交流会 決算書の見方を学ぶ=愛知県青協
愛知県連青年部協議会(県青協)は12月9日、税理士を講師に、決算書の見方を学ぶ「学習交流会」を行い、12人が参加しました。
学習交流会は「決算がよく分からない。みんなで勉強したい」と青年部員から声が上がったことをきっかけに開催しました。
税理士は、実際の法人決算書を示し、「決算書の見方と経営を数値で判断する方法」を解説。「コストを抑えたいときは支出の内訳を数年分並べて比較し、どこに使い過ぎているのかを判断する事が大切」「個人の場合も、財務資料で営業の状態をチェックできるようになると便利」などと具体的にアドバイスしました。
参加者は「決算書は税金の対策のためだけのものだと思っていたけれど、自分の商売の事を知る上でとても大切だと分かった」「実際のコストなどの把握もできるようになりたい」など、数値で経営を分析する重要性や商売に生かしていく意欲を語っていました。
学習後の交流と名刺交換会では商売の工夫などで話が盛り上がりました。民商に入ってまだ一カ月の業者青年は「商売を伸ばすために何でもやっていきたいと思い民商にも顔を出した」と語りました。独立を考えている一宮民商青年部員は「今回参加して、決算のこと、商売で考えなくてはいけないことなどたくさんのことが必要だと分かった。この機会を生かして商売を伸ばせるように仲間と一緒に勉強していきたい」と話していました。
全国商工新聞(2013年1月14日付)
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