この手に夢を・独自の施術法に自信=整骨院
小学生時代に足を骨折し、施術を受けた整骨院の先生の姿にあこがれました。
高校生で整骨院のバイトを始め、専門学校に通学。朝から整骨院で雑務や施術の補助をし、昼は学校、夜は再び仕事…という毎日を過ごしました。資格を取得した23歳で修業していた院の分院長を任されました。「携っている患者さんも多く、勢いで引き受けました」と振り返ります。
開院後も技術についての研究を積極的に進めました。さまざまな治療法を組み合わせ、独自の施術法を習得。短い時間で簡単に筋肉をほぐすことができ、「すぐに治す。治療前と後では、絶対に変わる」と自信を持ちます。本や雑誌でも紹介され、今では美容室やスポーツジムなどからの依頼を受けてセミナーの講師も行っています。
もう一つのこだわりは「予防」。4年ほど前に健康食品を作っている人の本に出会い、セミナーなどで勉強して自分自身も試しました。「体に一番良いのは栄養をしっかりとること。治療の必要がない体になってもらうことが大切」と、特約店として病状に合わせて健康食品を紹介。健康食品だけを買いにくる人も多いそうです。
「施術したスポーツ選手が回復して活躍している姿を見るとうれしいし、やりがいを感じる」と松岡さん。新しい施術法を扱ったサロンを来年開業できるよう準備中です。女性が安心して気軽に通えるよう、女性スタッフが施術するエステ店をイメージしたサロン。「将来は5店舗ほど開きたい」と夢を語ります。
▽第二稲田柔道整骨院 大阪府交野市私部3の11の10 Tel072・893・6288
|