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商売の工夫語り合う経営交流会=東青協

商売や仕事の工夫を聞き、交流し合ったCROSS ROAD4
東商連青年部協議会(東青協)は3月19日、「東青協経営交流会〜CROSS ROAD4」を開き都内の民主商工会(民商)から16人が参加。3人のパネリストが商売・仕事の状況を語りました。
トップバッターの文京民商青年部長・小林秀一さん=豆腐製造・販売=が6年間の売り上げ推移表をもとに報告。05年から売り上げを確保しようと宅配を始めた結果、08年には売り上げの15%を占めるまでになったことを紹介しました。また他店との差別化を図るため、「原料の大豆は100%国産だが、菜種油も100%国産のものを使って、豆腐作りをすべて国産でまかないたい」とビジョンを語りました。
2番目は足立西民商青年部のHさん=カイロプラクティック。Hさんは06年に共同経営という形で品川区に店舗を開設。その後、09年11月に独立して足立区で開業しました。初めての土地で友人・知人がいない状態に不安を抱いていましたが、知り合いだった矢野弘行部長に民商を紹介され、青年部の集まりなどに参加して仲間をつくり、心強く思った経験を紹介。情報誌に月1回広告を出したり、チラシ配りや近所の居酒屋に行って顔見知りになったりするなどして、客を増やしていることを話しました。
3番目は新宿民商青年部のFさん=展示会企画。09年4月に開業し、主に企業が行う展示会をサポートしています。今、力を入れているのは、インターネットのビジネスブログ(=ホームページ)の普及。ビジネスブログについて資料も用意し、商売における有効性などを丁寧に説明しました。
最後に名刺交換し、「オンリーワンをめざしていきたい」「地域でのきずな作りが大切だと思う」など、意見交流しました。
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