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  トップページ > 青年部 > 全国商工新聞 第2879号 5月18日付
 
青年部 この手に夢を業者青年
 

業者青年・この手に夢を

杉田公一さん(32) 長崎・配管 設備

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 親せきが配管工をしていたこともあり、その背中を追いかけるように高等技術専門学校の設備課に進学。設備会社に就職した後、24歳で退職し、配管工として独立しました。
 当初は、若いというだけで周りから認められず苦労をしましたが、すでに家庭があり、がむしゃらに仕事をしました。主に水道の本管、一般住宅機器の取り付け、工場の水道、排水、薬品用の配管を中心に行っています。
 「管と管をつなぐことは心と心をつなぐ事」「仕事は迅速かつ丁寧に」をモットーに取り組み、プロ意識をもって、すべてのことに対応できるように努力しています。
 現在は従業員を一人雇用し、従業員の生活を守っていく上でも、経営者としての責任感と自覚を持ちながら長崎県内を中心に、営業活動を展開しています。
 屋号の「一設備工業」の由来は、名前の「公一」のイチと「初心を忘れずにイチから始めよう」の二つのイチを掛け合わせています。仕事がないときは、いろんな情報をかき集め、飛び込み営業を軸に顧客拡大を行っています。すぐに仕事につながることはありませんが、継続は力なりという言葉が示すように、長く続けていると、思いがけない依頼があったり、そこでの対話の中で共通の顔見知りがいたりと、徐々に結果に結びついてきています。
 今後の目標は、さらなる技術向上をめざし顧客の拡大を行って従業員を増やし、必要な資格を取るための学習にも力を入れていきたいと思っています。
   
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