全商連共済会総会成功をめざして各地で奮闘
加入率80%と配偶者加入前進に全力
会員加入率80%の達成と配偶者加入を前進させて総会を迎えよう―。全商連共済会第22回総会(23、24日)の成功をめざし、各地の民商共済会は全会員・配偶者の加入を推進しようと奮闘しています。24日までの「特別旬間」で未加入者リストを整理して会員訪問を進め、多くの人たちが助け合いの共済に加入しました。
訪問・対話で広げる 配偶者向けチラシ作製=京商連共済会
婦人部と行動
京商連共済会は、全商連共済会総会に向けて会員加入率85%と配偶者の加入を広げようと訪問・対話を進めています。配偶者加入については、婦人部とともに行動。配偶者向けのチラシ「自分のことも大切にして」は、京商連婦人部協議会(京婦協)の機関会議で「お母ちゃんはお父ちゃんや家族のことを優先させ、自分のことは何でも最後、無理を重ねて体を壊している」と論議し作製したものです。婦人部員、会員、商工新聞、共済の拡大目標を持って4月から活動しています。
自信を持って
八幡民商共済会は民商の魅力の一つと自信を持って毎月共済拡大行動に取り組み、11年1月から17カ月連続増勢を築いています。民商では、新会員に「会員になったあなたの特典です」と、必ず共済への加入を呼びかけ。配偶者、15歳以上の子どもがいる会員には「健康を守るために共済は入っておき」「あなたのためやで、加入してや」と話をしています。5月の共済行動デーでも6人が加入し、そのうち2人が配偶者、2人が同居家族です。
「絶対にいい共済だから自信をもって勧めよう」「真剣に相手のことを思って訴えたら、必ず応えてくれる」との確信が広がっています。「相手にも喜ばれ拡大行動が楽しい」が毎月増勢の原動力となっています。
全会員加入運動進め「旬間」目標達成を決意=新潟県連共済会
新潟県連共済会は5月30日、常任理事会を開催し全商連共済会総会に向けて、全会員加入運動を進め会員加入率80%を達成しようと決意を固め合いました。
山田芳龍県連共済会理事長があいさつ。「新潟で開かれた全商連共済会総会から2年間、会員加入率はずっと79%台で推移している。今度こそ悲願の80%を達成しよう」と述べ、各民商共済会が会員加入率で1%増、配偶者加入率で2%増の「旬間」目標を提起しました。
「県連共済会総会の講演は『医者にかからないよう日ごろの健康管理をしっかりやる』という私の考えとピッタリだった」(柏崎)、「会員加入率が88.3%になったが、会員数の多い新潟民商が90%を達成することが県連目標の達成に大きく貢献する。目標を達成した全商連50回総会に向けての商工新聞読者拡大の運動のように、共済の拡大でも目標を達成する」(新潟)、「総会表彰基準の『新たに会員加入率90%』まであと1人、何としても達成する」(加茂)など積極的な発言が相次ぎました。
県連共済会総会に向けた運動では10日間で40人の共済会員を増やし、5民商が年間増勢で総会を迎えたことを確信にする、支部の共済役員・班の共済係を確立するため「共済ファイル」を作成し、共済の理念や実務の学習を強める、全会員を対象に「大腸がん検診」「集団健診」活動を強めるなどを話し合い、8月4日に「会員加入率80%達成祝賀会」を開催することを決めました。
制度の魅力を訴え集中行動週間に奮闘=東商連共済会
東商連共済会は6日、理事会を開き「特別旬間」での加入促進の方針を意思統一しました。東商連の西村冨佐多会長と東商連共済会の安部誠三郎理事長が連名で1日に出した訴え「会員加入率80%をめざし、配偶者加入率を引き上げて全商連共済会第22回総会を成功させよう」に基づき、15日〜22日を「集中行動週間」に設定して各民商共済会が行動することにしました。
2年前の総会と比べ増勢を達成した荒川民商共済会は同時加入の徹底を図るとともに、毎月の理事会で統一行動を具体化し未加入者訪問を強めました。全10支部の役員が対象者をピックアップし、共済会役員と一緒に少しずつ訪問。助け合いの共済の役割と魅力を語りながらいのちを守る健診活動などを訴え、加入率80%を何としてもと行動を強めています。
蒲田民商共済会は共済デーを実施。4月に5人、5月に4人が加入しました。共済役員が先頭に立ちつつ、「民商として加入を促進しよう」と民商三役、常任理事、支部役員も一緒に行動。役員のつながりも生かし、未加入者への訪問と電話かけで共済制度の魅力を訴え、加入者を増やしています。会員加入率80%をめざし、引き続き奮闘しています。
全国商工新聞(2012年6月25日付)
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