いのちと健康を守る学習交流会 健診参加広げよう=長野
集団健診の重要性を学んだ長野県連共済会のいのちと健康を守る学習交流会
長野県連共済会は6日、いのちと健康を守る学習交流会を下諏訪町で開催し43人が参加しました。
須澤修二理事長が開会あいさつ。「昨年の保険業法改正によって存続できる自主共済も生まれたが、金融庁の監督を前提としたもので問題は多い。助け合い共済を守るために、全員加入をすすめよう」と訴えました。
須坂・北信濃民商共済会の中村誠直専務理事が問題提起し、いのちと健康を守る取り組みとして、集団健康診断や一点検診、支部での健康学習会の開催を強調。春の運動では、会員加入率65%達成まで200人に迫っており、新会員の同時加入促進とともに、未加入者向けに(1)申告学習会で呼びかけ(2)アンケートを軸に支部で訪問活動(3)65歳以上の会員への働きかけ―を強めようと呼びかけました。
松本協立病院の古畑俊彦先生を講師に集団健診の意義を学習。日本の医療体制が国際的に大きく立ち遅れていること、後期高齢者医療制度や国保制度の問題の根本に政府の財政削減があることを指摘し、「福祉のため」とされる消費税増税には反対すべきと強調しました。
次いで3分散会で日ごろの活動を交流しました。共済会理事になって日が浅い役員もおり、制度を改めて学習し、加入が増えれば制度も改善されることを深めました。「医療費高騰の中で集団健診はますます重要。健康だから受けないという人には、『健康だからこそ受けるべき』と訴え、共済加入を呼びかけよう」「健康への配慮が特に大切な65歳以上の会員の加入が大事。県連のチラシを使い、何度も訪問しよう」など意見を出し合いました。
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