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  トップページ> 共済会 > 全国商工新聞 第2905号 11月30日付
 
共済会
 

第9回いのちと健康を守る学習交流会

 全商連共済会は14、15の両日、香川県で「第9回いのちと健康を守る学習交流会」を開き、全県連から115人が参加。いのちと健康を守る運動の重要性を学び合い、集団健診の取り組み、到達と教訓を交流しました。

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いのちと健康を守る運動を交流した学習交流会
 主催者あいさつで鎌田保理事長は「総選挙で国民・中小業者の願いが自公政権を退場に追い込んだ。ここに確信を持ち、秋の運動、春の運動で必ず民商・全商連共済会の前進をかちとろう」と呼びかけました。
 全商連を代表して西村冨佐多副会長は「要求を実現させるには今後も私たちの運動にかかっている。秋から春の運動を成功させ、来年5月の全商連総会までに全国の民商が大きな飛躍をかちとろう」と激励しました。
 横山寿一金沢大学教授が「中小業者・国民本位の社会保障の再構築」と題して講演。社会保障の分野から新政権をどうみるかの視点と、ヨーロッパの健康都市についての紹介は今後の運動に大いに参考になると好評でした。
 木村正則専務理事が交流会への問題提起を行った後、各地から特別報告がありました。香川県連は「民商の全支部で健康増進の運動を展開し、全支部で健康講座を開く」と班・支部中心の活動を報告。福岡県連は「特定建診制度の下でも民医連と相談の場を持ち、制度の問題点やその対応を話し合ってきた」と民商らしい健診を模索していると報告。兵庫・明石民商は「健康診断活動は22回目。実行委員会をつくり、案内から受診の声かけ、受診料の集金まで民商挙げて取り組んでいる」と報告しました。
 各地の活動を学び合う
 分散会では「特定健診制度で自治体と懇談も。自治体も受診率を上げたいと思っているので、いろんなことで要求していくことだ」「共済の制度改善は喜ばれている。受診者が増えるように一人ひとり声をかけ、みんなが健康で商売できるようにと運動している」「健康まつりを開催して3年、定着している。役員の1泊学習会もして学ぶ気風をつくっている」など自主共済を守る運動や仲間づくりなど多彩な活動を交流しました。
 2日目は分散会の後、全体会。各分散会の代表が討論などの感想を交えながら活動報告しました。
 まとめ報告で木村専務理事は「大きな問題点を抱える特定健診制度のなかでも、どうすればいい健診ができるか探求しつつ、これまでにも増して集団健診を強めていくという決意が出された」と指摘。その上で(1)いのちと健康を守る取り組みの中心は集団健診。特定健診の拡充を求めながら、知恵と力を集中して集団健診の前進を(2)民商とともに、特定健診の改善や廃止を求める運動を(3)民商運動の原点である班・支部を中心にした助け合いが求められている。結果返しなどで班・支部で集まって、相談し、話し合うことが大事‐‐と強調しました。
 吉田章副理事長が閉会のあいさつをしました。
 全商連から岡崎民人事務局長も参加しました。


   
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