産学連携で切り拓く 新分野・商品の開発
第7分科会は、新分野・新製品の開発などを交流します。
産業廃棄物から青果物の鮮度保持剤を開発した経験、市街地でも威力を発揮する小型風力発電プロジェクトの取り組み、発酵装置を利用した熱エネルギーの利用、さらに災害時やアウトドアでも使えるロケットストーブの製品開発などの報告を予定しています。
「ガラ紡」など展示 生活産業資料館
また愛知大学の好意により、生活産業資料館を特別開館しています。産業遺産「ガラ紡」は、ガラ紡績機、合糸機、撚糸機の3台を動態展示している全国唯一の施設です。
リニアの問題点 閉会全体会
閉会全体会では、愛知大学中部地方産業研究所研究員の梅原浩次郎さんが「リニア新幹線は地域経済に何をもたらすか」と題して特別報告します。
リニア新幹線(品川・名古屋間)は工事実施計画の認可を受け、駅周辺での大規模なビル建設が始まっています。沿線では、環境を破壊する計画への批判が高まっています。
リニア新幹線という大規模開発がなぜ起きているのか、その背景や、根拠となる都市再生特別措置法の問題点を明らかにします。
また、名古屋駅周辺で進められている巨大開発と今後の市民の仕事と暮らしにもたらす影響などを考え、まちづくりのあるべき姿を展望します。
地域の魅力を発信 自治体・マスコミ後援
愛知県実行委員会は7回の会議を重ね、受け入れ準備を進めています。愛知県をはじめ、豊橋市、豊明市、中日新聞社、東海日日新聞社、東愛知新聞、エフエム豊橋、豊橋ケーブルネットワーク(株)などのメディアからも後援を得ています(8月28日現在)。
現地特産品の商品展示・即売も企画中。有松絞や新城茶、守口漬、ういろうなど特産品を紹介します。フェアトレード商品や「商工交流会特選ブレンド」コーヒー豆、柿の葉茶など、打って出る営業の紹介、書籍も充実です。
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