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  トップページ > 全商連の活動 > 全国商工新聞 第3218号6月6日付
 
全商連第52回定期総会
 

”まいど!ようこそ大阪へ”総会成功へ地元民商が奮闘

大商連が仲間で向え

案内、接待など300人

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大商連婦人部を中心とした接待係は会場に到着した代議員に冷たいお茶を振る舞いました

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御堂筋線の淀屋橋駅1番口で総会出席者を出迎える大商連の役員たち

 総会を成功させるため、地元・大阪では300人の要員が奮闘しました。道案内や受付で、代議員、評議員の確実な総会参加を支え、接待係はお茶のサービスでおもてなし。
 会場係は早朝から設営に汗をかき、速報係は代議員の取材で駆け回り、臨場感たっぷりに総会の様子を伝えました。
 分散会では58人が書記の任務に当たりました。
 全体会場となった大阪市中央公会堂は重要文化財ということもあり、会場内での飲食は禁止。そのため接待係の婦人部員27人がピンクのエプロンを身に着け、会場入口などでお茶を配りました。到着した代議員らを「ウエルカムドリンク」で歓迎。30度近くまで気温が上がる中、「お茶いかがですか」「しっかり水分取ってや」と元気に呼び掛けました。
 休憩時間には「どこからおいでになったんですか」と気さくに声掛け。東大阪東部民商婦人部の鷲尾千代子さん=運送=は「全商連総会に関わるのは初めて。期待と不安があったけれど、全国のみんなは同じ気持ちの仲間。楽しく元気に大阪流でもてなしたい」と笑顔でした。
 全3号の速報を作製した速報係は計11人で会場の熱気を伝えました。「全国の経験を正確に伝えることを重視して紙面を作った」と話すのは、守口民商会員の伊川輝編集長=雑貨販売=。日付をまたいでの作業も、若手の役員・事務局と共にぎやかに乗り越えました。「会場でつぶさに声を拾い、感動する話を持ってきてくれたメンバーには頭の下がる思い。同時に熊本や福島など被災地での奮闘を聞き、自分たちも頑張ろうと思えた」と話していました。

歓迎行事 拡大十勇士 幸村姿で悪政バッサリ

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“真田の赤備え”の甲冑姿で会場を沸かせた大商連の「拡大十勇士」

 総会1日目の終了後、大商連が披露した歓迎行事に登場したのが「真田十勇士」ならぬ「拡大十勇士」。目にも鮮やかな真田の赤備えの甲冑姿です。「いよいよ7月は参院選挙。大きく政治を変えていくとき」と呼びかけ、十勇士は「拡大」「商工新聞」「署名」と書かれたプラスターを使って、悪政をナデ斬りにしていきます。
 小迫忠雄拡大推進委員長の「消費税増税あかん。民商の拡大ではね返すで」の訴えに合わせて「拡大」プラスターを抱えた勇士が「よいしょ」の掛け声。「消費税増税」と書かれた大きな紙をバッサリ斬ると、会場も「よいしょ」の声で応え、大きな歓声に包まれました。
 「商工新聞」を張り付けたプラスターは「TPP、マイナンバー」の紙を真っ二つにし、「署名」プラスターは「平和でこそ商売繁盛や、署名ではね返すで」の掛け声とともに「戦争法」を見事に断ち切りました。
 この後、上方講談の第一人者、旭堂南陵さんが「真田幸村」を演目に語りました。
 豊臣秀吉の世継ぎ「秀頼」と幸村が生き延び、徳川家康が大阪夏の陣で亡くなったとのあらすじ。プロジェクターも活用した”証拠写真”を映し出し、「見てきたような」重厚で軽妙さを交えた話芸で、参加者を魅了しました。

全国商工新聞(2016年6月6日付)
   
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