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  トップページ > 全商連の活動 > 全国商工新聞 第2928号 5月31日付
 
全商連の活動
 

全商連第49回定期総会を開催

業者が希望もてる新時代を
237組織が拡大表彰

 「中小業者が希望と意欲がもてる新時代を築こう」―。全国商工団体連合会(全商連)第49回定期総会が5月22、23の両日、横浜市内で開かれました。総会を成功させるために全国が一丸となって読者・会員拡大に奮起。読者で3県連、99民商が前総会時現勢を突破するなど拡大表彰は237組織になりました。あらゆる困難に立ち向かい、生きることを最優先にたたかってきた2年間の活動に確信を深めた総会では、来年の創立60周年をめざし、かけがえのない民商・全商連運動を大きく広げて、必ず組織を増勢させようと決意し合いました。

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きたるべき参院選に勝利して、中小業者の要求を実現するルールある経済社会をめざそうと決意した全商連49回定期総会(中央で主催者あいさつする国分会長)

 仲間増やそうと目標達成に全力
 「運動と組織建設の前進の中で総会を迎えよう」。その決意で全国の組織が「仲間を増やして要求実現の大運動」に奮起した今総会。9002人の読者を増やし、会員1676人を仲間に加えました。総会前に開かれた常任理事会では、急きょ地元にもうひと踏ん張りの拡大を呼びかける拡大タイムをもうけ、それに応えた地元からの拡大報告が総会期間中にも次つぎ入り、最後まで目標達成に全力を挙げました。
 拡大で全国を励ましたのは開催地の神奈川県商工団体連合会(県連)。一丸となった大運動で1370人の読者を増やし、昨年11月1日を起点に会員比30%の読者拡大を揚げた県連目標を超過達成。前総会時現勢を大きく上回りました。
 1日目の全体会では国分稔会長が「自公政権を追い込んだのは、われわれが間違った政治はたたかえば変えられると奮闘してきたことの道理を証明している。しかし、今や国民の期待を裏切った民主党政権は、危険な側面を強め消費税増税の大合唱を行っている。参議院選挙を中小業者の要求を実現する政治戦としてたたかおう」とあいさつ。農民運動全国連合会の赤間守常任委員、日本婦人団体連合会の堀江ゆり会長、平和・民主・革新の日本をめざす全国の会の四位直毅代表世話人(弁護士)、全国労働組合総連合の大黒作治議長、日本共産党の吉井英勝衆院議員が来賓あいさつをしました。

 方針案提起に確信と共感が
 岡崎民人事務局長が総会に対する常任理事会報告を行い、「生きることが優先すると困難打開に力を尽くすとともに、『増やしてこそ民商』と組織建設に奮闘し、政治経済の激動に立ち向かってきた」ことに確信と共感が広がったと報告。その上に立って2年間の活動の重点を報告しました。
 方針案で「ルールある経済社会をめざす」ことを提起したことに触れ、岡崎事務局長は「公正な取引ルールを確立させることが、中小業者が希望の持てる新時代を切り開く確かな力になる」と強調。「地域の宝」としての中小業者の役割を正当に評価し、施策に反映する「日本版・小企業憲章」の制定をめざすことを提起しました。
 同時に、創立60周年を迎える節目の年に、幾多の困難を乗り越えてきた民商・全商連の歴史とかけがえのない役割に学ぶとともに、すべての組織が「目標と計画」を確立し、持続拡大に挑戦することを呼びかけました。
 広島、京都、北海道、沖縄、宮崎、大阪、神奈川の7人が全体会発言をしました。

 40分散会で討論多彩な運動交流
 2日目の午前中は40分散会で討論。方針案が積極的に受け止められ、仕事確保や融資、生活福祉資金の獲得、納税者の権利を守るたたかい、国保改善などさまざまな要求実現の運動が活発に報告され、民商の魅力と値打ちが浮き彫りになりました。同時に、創立60周年に向けて組織をどう前進させるかが真剣に討議されました。
 続く全体会では方針案、「私たちの要求」案、決算・予算案を満場一致で採択し、参議院選挙アピールを拍手で確認。拡大目標を達成した組織を表彰し、国分稔会長ら新役員を選出しました。

   
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