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全商連第48回定期総会を開催
5月24日〜26日 神戸市
新たな前進へ拡大に奮闘 前回上回る370組織を表彰
「明日に夢ひらく新たな前進を」‐全国商工団体連合会(全商連)第48回定期総会が5月24日から3日間、神戸市内で開かれました。前総会からの2年間、民商・全商連は「格差と貧困」を拡大させる自公政権の悪政に「負けてたまるか」と立ち向かい、営業と生活を守るたたかいに奮闘。相次ぐ悪政に対する国民的な怒りを組織拡大に結実させています。年金財源を口実に消費税増税の動きが強まるなど「民商・全商連の出番」の情勢の下、総会では「共同と連帯」をさらに発展させ、自ら足を踏み出して仲間の輪を広げようとの決意を誓い合いました。
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全国から集まった代議員を前に「変革の条件を生かし、運動を広げよう」とあいさつする全商連の国分稔会長(5月24日、神戸文化ホール) |
「大増税・改憲・貧困を許さず、全会員参加で明日に夢ひらく、民商・全商連運動の発展を」のスローガンを掲げた今総会。兵庫県での開催は20年ぶりです。
総会成功をめざす拡大運動では「表彰式の壇上で会おう」を合言葉に全国の組織が大奮闘し、1万1000人を超える読者を拡大。最終盤、なんとしても目標をやりきり、組織の高揚のなかで総会を迎えようと代議員を先頭に底力を発揮しました。表彰組織は前総会時を上回り、370を突破。総会開会中も全国の奮闘が続き、しっかりと握手をしながら互いの奮闘をたたえ合う代議員の姿は、達成感に満ちていました。
開催地の兵庫県商工団体連合会(県連)は読者で前総会時勢力を突破するなど拡大で全国を引っ張りつつ、準備も万全を尽くしました。全体会の会場前では雨が降る中、そろいのブルーのジャンパーを着た地元の要員が歓迎の横断幕を広げ、「ご苦労さま」と笑顔で出迎え。阪神・淡路大震災から13年。再建の支えとなった全国の仲間の励ましを忘れず、代議員を心から歓迎しました。
1日目の全体会では全商連の国分稔会長があいさつ。「自公政権によって国民・中小業者の生活は圧迫され、政治は激動している。だからこそ、変革の条件が広がっている。情勢に機敏に対応した運動をさらに発展させよう」と力強く訴えました。岡崎民人事務局長は2年間の運動の到達を明らかにし、「組織勢力を前進に転化させる上で、まさに踏ん張りどきです。中小業者が希望の持てる社会をめざし、すべての中小業者・中小業者団体と力を合わせて奮闘しよう」と呼びかけました。
2日目は40の分散会で活発に討論。悪政に立ち向かい切実な要求を実現してきた民商・全商連が果たしてきたかけがえのない役割が浮き彫りになりました。
3日目の全体会では7人が発言。方針、決算・予算などを採択し、新役員を選出しました。 |
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