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  トップページ > 全国商工新聞 第2765号 1月15日付
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「この記事いい」と事務所に張り出す
商工新聞の記事を壁に張り出し宣伝
 栃木・鹿沼民主商工会(民商)の善林政男さん(73)=園芸土製産・販売=は、商工新聞の記事で「これはいい」と思った記事を事務所内に張り出して宣伝に努めています。

 なぜ大企業だけ
 先日は、昨年11月6日号「輸出上位10社で戻し税1兆円」の商工新聞1面を見た出入りの運送業者が「これまでも大企業には法人税を減税し続けているのに、なぜ消費税も大企業だけ優遇するんだ」と怒っていたそうです。
 善林さんは、商工新聞がポストに届く金曜日に、いち早く目を通します。そして、その日のうちに読者、会員に配達するように心がけ、必ず集金します。
 しかし以前は読者が会員だけだったので、仕事が忙しかったりすると2、3週分をまとめて配達しても「会員だから」という意識が強く、地域の会員も「配達してもらっている」という暗黙の了解があったのです。
 転機は学習でした。商工新聞の読者は「民商に最も近い理解者なんだ」と学び、読者を増やす大切さを痛感した善林さん。
 今は、班に所属する会員の2倍近い読者に配達・集金していることもあり、これまでの意識では通用しないと決心しました。

 すぐに勧めて…
 この間、出入りする新潟県の運送業者が税務調査を受けて困っているという話を聞き、すぐに商工新聞を勧めて読者になってもらうと、解決に向けて援助しながら「民商は一つ」と新潟の民商に入会してもらう頑張りもありました。
 「これからも体が許す範囲で頑張っていきますよ」。善林さんは頼もしく話しています。
(鹿沼・笹本明通信員)
 
 
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