【北朝鮮核実験抗議談話】

全国商工団体連合会は１月７日、岡崎民人事務局長名で
以下の談話を発表しました

　１月６日、朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）は、水爆実験をおこなったと発表した。
　全国商工団体連合会は、この暴挙に対し断固とした抗議を表明するとともに、核兵器全面禁止に向けた運動の強化を広く呼びかけるものである。
　北朝鮮の核実験、核開発は、この間の国連安保理の諸決議や朝鮮半島の非核化をめぐる国際的な合意とともに、核兵器の廃絶を求める世界諸国民の願いに対する重大な挑戦である。北朝鮮は、今後のすべての核実験をやめ、核兵器開発計画を放棄するよう強く要求する。
　国連をはじめとする国際社会の対話となお一層の外交的努力が求められている。とりわけ、「核抑止力論」に固執している核保有大国が態度を改め、核兵器全面禁止条約の交渉のテーブルに着くことが重要である。唯一の被爆国としての日本政府は、外交を通じて核廃絶への姿勢を鮮明にする必要がある。
　「平和でこそ商売繁盛」を信条として、核兵器廃絶を一貫して追求してきた全商連は、今後とも地域の隅々から、平和と核兵器廃絶を求める運動を進める決意を表明するものである。