インボイス入門学習会「免税業者こそ学んで」

全国商工新聞 第3336号11月12日付

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毎月のパソコン記帳学習会で経営の力をつけている相生民商婦人部

 兵庫・相生民主商工会(民商)婦人部は10月10日、7人でインボイスの入門学習会を開催しました。毎月継続している「パソコン記帳学習会」を力に、増税に立ち向かう機運が高まっています。
 資料は、全商連のホームページに載っている4コマ漫画を切り貼りしてまとめ、湖東京至税理士の動画を視聴。意見を出し合うと「今でも記帳でいっぱい、いっぱいやのに、どうするんや」「しんどいなあ」「増税されたらお金とかどうする?」など不安の声が上がりました。
 課税業者の参加が多かったのですが「免税業者こそ学んでほしい」「お父ちゃんにも知ってもらいたい」と、12月2日に再度、民商で学習を行うことにしました。
 今回の学習会は、毎月行っている「パソコン記帳学習会」の中で、「記帳をやってるお母ちゃんこそ、インボイスを知らないとあかん」と要望が出たもの。記帳会は7年ほど継続しており、「分からないことがいつでも聞けて解決できる」「いろんな情報が聞ける。初めての人でも楽しくおしゃべりができる」「民商に来ないと記帳する気にならない。家にいると後回しになってしまうから」と好評です。また、「毎月記帳することで、収支計画が立てられる。利益が出たら、道具の購入や単価の話し合いが夫婦でできる」と経営にも役立っています。
 記帳で数字をつかみ、増税への危機感も高まっていることから、署名も呼び掛け、「もっと多くの人に問題を知ってもらおう」と話しています。

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