全商連トップページ
中小施策 税金 国保・年金 金融 経営 業種 地域 平和・民主 教育・文化 県連・民商 検索
 全商連とは活動方針・決議署名宣伝資料調査婦人部青年部共済会商工研究所発行案内入会申込リンク
  トップページ > 婦人部 > 全国商工新聞 第3264号5月22日付
相談は民商へ

 
婦人部
 

業者婦人が料飲業交流会”OSAKA商タイム”=大婦協

 「よって しゃべって もってけ元気」-。大商連婦人部協議会(大婦協)は4月24日、大商連会館で第11回経営交流会「OSAKA商タイム!料飲業交流会」を開き、料飲業者をはじめ81人が参加しました。3人の料飲業者が商売について報告し、分散会では商売の知恵や工夫を交流。涙あり、笑いありの交流会に参加者は「元気をもらった」「もう少し頑張ろうと思った」と勇気づけられました。

商売の知恵や工夫を交流
 商売自慢を熱く語ったのはカフェレストラン、居酒屋、スナックを経営する3人の業者婦人。大婦協の副会長がコーディネーターを務めました。
子ども食堂も始めて
 枚方交野民商婦人部のIは夫が亡くなり、62歳でカフェレストランを開業。副会長を務める商店会で、さまざまなイベントを仕掛けながら、地域を活性化させています。「昨年10月から店で子ども食堂を始めた。子どもたちや親御さんとの結びつきを深め、子ども食堂を通じて地域を元気にして90歳まで商売を続けたい」と元気に発言しました。
 東大阪東部民商婦人部のFさんは夫婦ですし居酒屋を経営し、安くておいしい店と若者や家族連れに喜ばれています。「夫はがんこおやじだけど、すしのネタ仕入れには妥協しない。私は野菜などを1円でも安く仕入れるためスーパーをはしごする。今まで育児やダブルワークなど大変だったが、もうこの道しかない。体が続く限り二人で頑張る」と共同経営者としての奮闘を報告しました。
 和服姿で登場したのは北区民商婦人部のTさん。3年前、先代のママから引き継いだスナックを経営しています。家に眠っている野菜や缶詰をお客さんに持ち寄ってもらっての夕食会を毎月開催。にぎやかなお店が多い地域で、落ち着いて飲める店として愛されています。「今日のためにお客さんが写真入りのイベントビラを作ってくれた。人は支え合ってこそ。どんな時も前向きに頑張りたい」と笑顔を見せました。
 参加者からは、「子ども食堂への助成金制度の概要は?」「新メニューどうやって考えているの?」「いちげんさんがよく入るのはどうして?」など次々と質問が。3人は丁寧に答えていました。
苦労・努力惜しまず
 第2部は、5会場に分かれて分散会を開きました。
 大婦協が料飲業者の交流会を開くのは初めて。経営部会の中で「同業者の話を聞きたい」と声があがり、部員や会員に多い業種の料飲と建設業者の交流会(5月25日)を開くことに。経営部員が事前に3人のパネリストを含む7人の料飲業者を取材し、商売に頑張る姿をニュースで知らせ、参加を募ってきました。
 副会長は交流会のあいさつの中で「お客さんへの気配りはもちろん、お店そのものが地域の顔で、なくてはならない存在。苦労や努力を惜しまず、気付いたことをすぐに商売に結び付けるなど業者婦人の意欲や熱意には頭が下がる。大いに学ぼう」と話しました。

全国商工新聞(2017年5月22日付)
 

相談は民商へ
ページの先頭