身近な問題と結んで戦争法廃止へ憲法カフェ=新潟・三条民商婦人部
「どうやって戦争法を廃止させようか」と話し合った三条民商婦人部の憲法カフェ
新潟・三条民主商工会(民商)婦人部は1月24日、憲法カフェを開きました。新日本婦人の会三条支部と合同で行ったもので、大寒波に見舞われ大雪の中でしたが17人が参加。どうやったら戦争法を廃止できるか、マイカップを持参しお茶を飲みながら話し合いました。
講師の二宮淳悟弁護士は、憲法の基本や戦争法を廃止に追い込むための行動などを分かりやすく説明。自民党改憲草案について、権力を縛る立憲主義を否定し、基本的人権の制限など国民を縛るものに憲法を変質させるものと指摘しました。
また、戦争法を廃止するための行動として「相手の話をよく聞くなど自分ができることから始めましょう。すぐに戦争法の話ではなく、生活の話題から始めて、国の進む方向性などを話していく。それからレベルアップしていきましょう」と提案しました。
参加者からは「憲法は身近な問題と感じた」「いろいろな話が聞けて勉強になった。機会があればまたやってほしい」「やっぱり選挙で勝つことが重要」などの感想が出され、有意義な学習交流の場になりました。
全国商工新聞(2016年2月22日付) |