乳がん検診が好評=愛知・津島
「こういう機会がないと受けなかった」と好評だった津島民商共済会と婦人部の乳がん検診
愛知・津島民商共済会と婦人部は3月25日、初めての乳がん検診を共催し30人が受診しました。
受付は婦人部の役員が担当。待ち時間に、NPT(核不拡散条約)再検討会議に向けて「核兵器全面禁止のアピール」署名や折り鶴、カンパへの協力を募り大活躍でした。
受診者からは「こういう機会がないと受けられない。声を掛けてもらって良かった」「次回は骨密度測定もやってほしい」と好評でした。共済会と婦人部では、定期的に婦人科検診を計画しようと話し合っています。
きっかけは昨年8月、共済会の加藤一義理事長(67)=大工=が、民商共済会と婦人部が婦人科検診を共催した他民商の経験を聞いて、「ウチでもやれないだろうか」と、共済会理事会で提案したこと。9月の婦人部ランチ部会に共済会役員も参加し、婦人科検診について懇談しました。「知り合いが80歳で乳がんになり手術した」「女性で多いのが乳がん」「婦人科検診は1回も受けたことがない」「随分昔に受けたことがあるだけ」と実施に前向きな意見が出され、婦人部内でも協力して声掛けをしていくことに。
そんな折、婦人部役員が営む自動車修理工場に移動検診車が入庫。営業担当を紹介してもらい、12月に加藤理事長と婦人部役員で打ち合わせをすると、乳がん検診車を利用するには最低25人の受診が必要とのこと。頑張って30人集める目標を決め、チラシを作って1月の婦人部新年会&ランチ部会で参加を募ると、16人全員が申し込みました。
これに背中を押され、2月2日の共済会の拡大行動に婦人部役員も参加。配偶者加入を訴えながら、乳がん検診を誘いました。婦人部の拡大行動(同18日)では、婦人部入部9人と検診申し込み1人、共済会加入1人という成果に。「やっぱり訪問しないとダメ」「乳がん検診のお誘いで、婦人部も共済会も同時に勧められた」と感想を出し合い元気になりました。
全国商工新聞(2015年4月13日付) |