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婦人部
 

商売に役立つ知識勉強したい・納税緩和も実務も万全=大分・豊肥

 大分・豊肥民主商工会(民商)婦人部は9月24日、税金・記帳学習会を開き7人が参加しました。納税の猶予や振替伝票の書き方など、時間を分けて学習。商売に役立つ知識が満載で「もっと早く知りたかった」と大好評でした。
 1時間目は税金を分割納付できる制度の学習。税務署から「売掛金を差し押さえる」と宣言された会員が、納税の猶予の申請で助かった事例や過去の国保税に対し、滞納処分の執行停止の請願を行い、行政を動かした事例などを事務局が紹介すると、「税金って何が何でも払わなきゃいけないって思い込んでいた」と驚きの声が上がりました。以前、消費税などの多額な税金に悩み「銀行から借りてでも払っていた」という参加者は、「もっと早くこの制度を知っていれば」と後悔の表情でした。
 2時間目は「振替伝票の書き方」です。大きなボードの貸借対照表と損益計算書を用意し、実際に計算。右側と左側の合計が必ず一致する不思議さに、一同「ほー」とうなずきながら学びました。
 学習会に初参加したYさん=内装=は、法人を設立しパソコン会計に挑戦し始めたばかり。「振替伝票の右左に迷うことが多かったけどもう大丈夫」と喜び、みんなからの入部の誘いに「こんな勉強できるなら入ります」と婦人部に入部。参加者と「なかなか人には言えないけど婦人部の仲間になら話せる」と家族や事業の悩みを話し合っていました。
 学習会終了後、早速パソコンを開き、習ったことを生かして記帳を開始する参加者も。「1時間目から3時間目まで全部ためになった。また話を聞いて勉強したい」と話していました。

全国商工新聞(2014年10月13日付)
 

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