女性経営者同士で法人の記帳学習会=愛知
愛知・名古屋南民主商工会(民商)相原支部徳重班は7月14日、女性経営者が集まって、初めてとなる法人の記帳会を会員のお店「キッチンカナン」で開きました。いずれも法人で会社を経営する介護サービス業のAさん、Bさんと塗装業の新会員の3人が参加しました。
勘定科目や経費について互いに教え合いながら、振替伝票の記入の仕方などを確認。また、開業時の手続きの苦労などを話し合い、共感が広がりました。
会社設立も
Aさんは介護保険を活用して介護事業を行うため、昨年5月に法人を設立。法人登記などすべて自力で行いました。同じ業種での独立開業をめざして民商に入会したBさんに、自分の開業経験や書類提出のポイントを伝えたAさん。そのかいあってBさんも無事に法人格を取得しました。2人は、5月の初めての決算書提出に向け、班会で知恵などを出し合ううちに意気投合。Aさんが「仕事のノウハウや法人決算の仕方など、女性会員で集まって知恵を出し合いながら記帳を進めよう」と提案し、同じ班の女性新会員にも声をかけて今回の記帳会の開催につながりました。
参加者は「近くに何でも話せる女性経営者がいるのは心強い」「今後も毎月1回、仲間も増やしながら学習して、教え合っていこう」と話しています。経営を振り返りながら、女性らしい視点や発想も生まれる場になりそうです。
全国商工新聞(2014年8月11日付) |