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婦人部
 

安心・夢・未来めざして「あゆみちゃん集会」=大婦協

 大商連婦人部協議会(大婦協)は6月13日、業者婦人の地位向上をめざす「あゆみちゃん集会」を大阪市内で開きました。大婦協40周年の節目の集会には府内52民主商工会(民商)婦人部から413人が参加。「女性をモノ扱いしない社会をつくろう」と呼びかけました。

 「安心(あ)、夢(ゆ)、未来(み)」に希望を持って歩もうと開かれた集会では、各民商婦人部から業者婦人の厳しい実態とたたかいが次々に語られ、共感を呼びました。
 堺東民商婦人部のNさん=自動車整備=は、朝3時からパートに出て3時間以上の立ち仕事の後、自社の仕事をする生活に触れ、「婦人部の仲間と同じ商売人としての悩みを共有し、苦しいのは自分一人ではないと元気づけられる」と話しました。
 布施民商婦人部のMさん=プラスチック成型=は、子育てをする仲間の実態を発言。「保育所に入れようとしたら『自営業だから』と拒否され、パートの面接を受けると『働いた経験がないと難しい』と言われる」と悔しさを伝え、「すべての女性が笑って過ごせるように、みんなで変えていこう」と呼びかけました。
 守口民商婦人部のKさん=アルミ加工=は、夫のリストラを機に写真の現像ショップを開業した部員が、国民年金など業者婦人の負担の多さに戸惑っている様子を紹介しました。
 泉佐野民商婦人部のKさん=建築=は、宅配ピザ店を夫婦で経営する部員の税務調査のたたかいについて発言。事前通知もなく、親会社に反面調査を強行した税務署や親会社からの「税務署に逆らってはいけない。契約解除もありえる」との勧告に臆せず、抗議ビラ配布や国税局交渉でたたかい続け、経費主張が認められたことを報告し、拍手に包まれました。
 消費税や年金に関しても、「8%に上がって廃業した仲間もいる。消費税増税の重さを実感してか、5月の宣伝では70人の署名が集まった」(高槻)、「払いたくても払えない国民年金の改善を」(藤井寺)など怒りが噴出。大商協婦人部は、慰安婦問題や「愛人」など女性蔑視の暴言を繰り返す橋下徹・大阪市長への怒りを表し、「安心して商売できる大阪の実現のため来年の地方選挙で審判を下そう。自信と希望、勇気を持って41周年へと出発進行」と呼びかけました。
 集会後は府庁包囲デモへ出発。ドラムや鐘に合わせ、「10%上げるのやめてんかー、消費税上がれば廃業や」「女性蔑視がえらいこっちゃ、モノ扱いはやめてんかー」とコール。沿道から注目を集めました。
 集会には、全商連婦人部協議会の大石邦子会長らが来賓として参加しました。

全国商工新聞(2014年7月7日付)
 

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