女性経営者・共同経営者 111人が交流会=大阪
「業者婦人として働き続けるために、自分の力を生かして」―。大商連婦人部協議会(大婦協)は先ごろ、第9回女性経営者・共同経営者交流会を開き、111人が参加しました。
第1部では、女性経営者としての生き方を当事者が語りました。「働きたいと思う女性たちの応援団でありたい」という思いから、2年前に大阪府の「ふるさと雇用再生基金事業」を活用し、シングルマザーの就労支援と、将来カフェを経営したいと考える女性たちが経験を積めるようにと、カフェをオープンさせた経験の話です。
第2部では、交流会の申し込み用紙に設けられた一言欄のコメントから、自分の商売のアピールや夢などが報告されました。「地域に根差し、お客さんのニーズに応えて総菜屋を始めた」「地域でうたごえ喫茶を開業したい」と交流が広がりました。
交流会の開催に向け大婦協の経営部会では、「2013あっとほっともっとニュース」を5回発行。取材した役員の感想とともに、創業114年の金物店や子どもからお年寄りに愛されている揚げ物店の女性経営者を紹介しています。
全国商工新聞(2013年9月2日付) |