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婦人部
 

婦人部協議会「得とくフェスタ」 商売も趣味も多彩に交流=愛知

 商売の知恵と工夫を交流しようと愛知県連婦人部協議会(県婦協)は10日、名古屋市内で第2回「得とくフェスタ」を開き、350人が参加しました。業者婦人の商売や技術、感性が輝き、会場は笑顔であふれました。昨年3月に被災地支援として愛知県婦協が宮城・石巻民主商工会(民商)婦人部に送ったミシンや布で作られたバッグやポーチが、宮城県婦協の役員によって販売されました。

 得とくフェスタは、業者婦人の商売や技術を交流すると共に趣味を商売につなげるなど、経営を交流するために開いたもの。会場では、自信に満ちた笑顔で接客する業者婦人の姿が見られました。
 県婦協の加藤三重子会長が「自分の商売をアピールしながら楽しもう」とあいさつ。愛知県商工団体連合会の太田義郎会長は「地域で商売していることに意義があり、地域の人たちに声をかけ続けてきたのも業者。出店者と来場者の心と心が結ばれるように楽しみましょう」と呼びかけました。
 会場には、16民商から54店舗が出店。趣味を生かした作品の展示や実演をする業者婦人たちが会場を活気づけました。

華麗な実演販売

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来場者の目を引いた実演販売

 春日井民商婦人部員=塗装=は、13年前から趣味として続けている文化刺しゅうの作品を展示し、稲沢民商婦人部員は8年前から始めた伊勢型紙を実演販売し、参加者の目を釘付けにしていました。


商売のヒントが
 昭和天白瑞穂民商婦人部員は自作の革製品を販売。「これ、手作りなんですか」とお客さんに聞かれ、自信に満ちた表情で接客をしました。「自分の作った商品がお客さんの目に触れて、『素敵ね』と言われて自信になった」と喜びました。フェアトレードの商品やバンダナを使った手作りの子ども服を販売する、名古屋東部民商婦人部員は、「フェアトレードの説明がうまく伝わらなくて、もっと勉強しようと思い、貴重な体験ができました」と笑顔で語りました。
 「息子に多業種の商売を学んでほしい」とこんにゃくやところてんの出店販売をしたのは、北名古屋民商婦人部員=製造・小売。3代目の息子は「他と同じことをしていたら商売は続けられない。おばさんたちのパワーに負けないように頑張る」と話します。
 豊川民商婦人部では、パッチワークが趣味で集まった部員の手作り商品を販売。「作ることが大好きで3年前からパッチワークの会を立ち上げました。月2回、集まってデザインやアイデアを出し合って作ったものばかりです。皆さんに買ってもらえてうれしい」と目を細めていました。
 メーンステージでは、篠笛や着物リフォームショーが華やかに行われ、会場をにぎわせました。
 参加者から「商売人は物を売ると元気になる。業者婦人の笑顔で元気をもらえ、みんな輝いて見えた」と感想が寄せられました。

支援に応え出店
宮城県婦協

 第2回得とくフェスタには、宮城県婦協から菅原恵美子会長=電気工事=と池原亮子副会長=ラベル印刷=、大竹康子副会長=土木=が招待されました。
 「被災地に支援を」と愛知県婦協は昨年3月、ミシンや布、毛糸などを宮城県婦協に届けました。それらの物資を活用して、宮城・石巻民商婦人部の部員たち延べ30人が3日間の作業で、バッグやティッシュ入れ、さおり織りなど105点を作製。心を込めて作った商品は完売となり、売り上げは義援金として送られました。

全国商工新聞(2013年2月25日付)
 
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