所得税法56条廃止へ 全会一致で請願を採択=青森・むつ
青森県むつ市議会は3月18日、むつ民主商工会(民商)婦人部が提出した「所得税法第56条の廃止を求める意見書」に関する請願書を全会一致で採択しました。青森県内では9自治体目。
横垣生子婦人部長=飲食=が56条廃止の運動に関する資料と請願書を議会へ提出しました。56条廃止の請願書が協議される総務教育常任委員会では、日本共産党の横垣成年議員が紹介議員になり趣旨説明しました。
横垣婦人部長が経営する店に、議会事務局が来店した際には、56条が業者婦人にとってどんなむごいものかを粘り強く訴えました。
本会議の当日、横垣婦人部長に議会事務局から「むつ民商婦人部の請願書が本会議で採択された」と連絡が入りました。うれしさのあまり、すぐに民商に駆けつけ、「採択されて本当に良かった。むつ市の採択は大きな力を与えたくれるもの。他の町村にも良い影響がでる」と喜びを語りました。
沈んだ気持ちも笑顔に変わって
11日に起きた東日本大震災で沈んでる気持ちのなか、笑顔になれる結果を得ることができ、婦人部は大喜び。復興のために婦人部も力を合わせやれることをやろうと気持ちを一つにしました。
全国商工新聞(2011年4月4日付)
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