所得税法56条廃止へ 意見書を採択=青森・三戸町、新郷村
青森県三戸町と新郷村は12月議会で「所得税法第56条の廃止を求める意見書」を採択しました。八戸民主商工会(民商)婦人部の運動が実ったものです。南部町では継続審議になり五戸町では不採択でしたが、県南地方で初の採択に確信を深めています。部長は「採択に大きな勇気をもらいました。継続審議の南部町議会や八戸市議会でも採択をめざして一気に運動を進めていきたい」と決意を語ります。
婦人部は部長を先頭に議員訪問をし、業者婦人の実態を訴え続けてきました。
三戸町、新郷村では、農業を営んでいる議員も多く、56条廃止を訴えると「うちの母ちゃんにも給料を出したいよ」「農家は家族で頑張っている。働き分を出すのは当たり前」と共感の声が広がりました。紹介議員になった日本共産党の大向信市、山岸軍喜議員の働きかけもあり、採択につながりました。
婦人部では3月議会に向けて、南部町、五戸町での採択をめざしさらに頑張ろうと決意しています。
|