女性の視点で商売交流 「第5回いきいきフェスタ」=東婦協
価格競争やサービスの多様化で、いっそう商売の工夫が求められている時代だからこそ女性ならではの商売の視点を交流しよう-。東商連婦人部協議会(東婦協)は11月23日、「第5回いきいきフェスタ」を開き80人以上が参加。13業者が出店しました。「商売アピール」と「商売を語る会」で商売の工夫、こだわりを参加者と交流しました。
商売の工夫、こだわりが紹介された「商売アピール」
工夫、こだわりを笑顔で
「商売を語る会」では荒川民主商工会(民商)婦人部のSさん=エステ、玉川民商婦人部のBさん=葬儀業が商売への思い、業界の動きを語りました。
Sさんは「エステは人と人のつながりが大切。お客さんのひとり一人のニーズに応えたプロデュースが求められています」と、信用されることの大変さや、自営業だからこそ得ることのできる喜びを語りました。
Bさんは「無料で『お葬式学習会』を開き情報開示をしている。料金が高いのはなぜか、葬儀業界の裏側を包み隠さず話す。生花祭壇の生花部門を立ち上げ自前でやるなど、質を落とさず安く提供することを徹底し、お客さん本意のお葬式を実現していきたい」と話しました。
出店者による「商売アピール」では立川民商婦人部の=ガラス製作・デザイナーが、ユニバーサルデザイン、リサイクルの視点での製品の工夫をアピール。
文京民商婦人部の豆腐製造・販売業者は、国産の大豆にこだわり、地域に根付いた商売を語りました。
足立東民商婦人部の毛皮加工業者は、一つ一つ手作りにこだわった商品をアピールしました。
参加した中野民商婦人部の中古レコード販売業者は「商売は大変だけど、元気をもらいました。会場の皆さんも、いい笑顔をしていましたね」とにっこり。
東婦協の要求運動委員会委員長は「元気な業者婦人は元気を与えてくる。若い会員はこれからの民商、婦人部の運動を担っていく民商の宝ですね」と笑顔で語りました。
|