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伝統産業を守る女性の会「春のうたげ」に100人=京都・中京
リフォームした洋服が並ぶ春のうたげの会場
京都・中京民主商工会(民商)婦人部は先ごろ、伝統産業を守る中京女性の会「第6回春のうたげ」を中京区内の生活支援総合センターで開き100人が参加しました。日本の文化や暮らしに息づく京都の伝統産業を受け継ごうと毎年開かれているものです。部員のお宝の着物を展示し、着物のはぎれで作った眼鏡ケースや小物入れ、一つ身(2歳くらいの子どもが着る背縫いのない和服)、着物をリフォームした洋服などを販売しました。
着物を着た婦人部員が参加者を迎え、会場は華やかな雰囲気に包まれました。朝早くから作った弁当、菓子、漬物、総菜がテーブルにずらりと並び、京野菜で作った総菜やおにぎりは大好評であっという間に売り切れました。「来年も楽しみに待っています」と参加者からはうれしい声が聞かれました。
着物展示では「着物を譲ってほしい」と販売にもつながりました。
出口貞子婦人部長は「来年は丹後、友禅の着物販売に挑戦したい。参加者が飽きないように、伝統産業の伝え方にも工夫をしたい」と笑顔を見せます。
婦人部では「春のうたげ」をさらに発展させ伝統産業を守って行こうと話し合っています。
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