自営業者アンケートで業者婦人の実態も調査=浜松市
市内の中小零細業者を対象に生活・就業の実態を把握しようと静岡県浜松市はこのほど、「自営業に従事する皆様のアンケート調査」を開始しました。
NPO法人浜松市男女共同参画推進協議会が、浜松市よりの受託事業の一環として取り組むもの。
アンケートは浜松民主商工会(民商)婦人部が実施を求めていたもので、設問項目も提案した内容がほぼ100%取り入れられており、6月から8月にかけ、市内1000人の実態をつかむことをめざしています。
市は民商会員も調査対象とすると決め、民商でも各支部で30人、全体で300人を目標に、支部総会や班会、小集会などでアンケートを進めています。
婦人部は一昨年、自営業に従事する女性の就業環境を調査し、事業主の労働条件向上に向けた取り組みをするよう求め、浜松市男女共同参画課と懇談しました。
市が実施する市民意識調査の項目に業者婦人の実態把握のための項目を入れるよう要望していました。
民商と婦人部はアンケート結果から仲間の実態を明らかにして、支援策を求めて運動を進めようと話し合っています。
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