|
民商婦人部の奮闘実り56条廃止意見書採択相次ぐ
「やった! やっと実現した」‐。九州初となる鹿児島県曽於市、長野県初の上伊那郡箕輪町など「所得税法第56条廃止を求める意見書」が9月議会で続々と採択されています。それぞれの自治体で奮闘した民主商工会(民商)婦人部では、喜びの声があふれています。
9月議会で まさか実現するとは
|
鹿児島県内で初となる意見書採択に、笑顔がこぼれる曽於民商婦人部の役員ら |
曽於市議会は9月10日、「所得税法第56条の廃止を求める意見書」を全会一致で採択しました。
曽於民商婦人部のSさんは「まさか採択されるとは思っておらず、本当にうれしい。採択まで時間はかかったが、行動すれば結果が出ると分かり、次も頑張ろうという勇気をもらった。曽於市が突破口になって、鹿児島や九州全域に採択が広がればこんなにうれしいことはない」と喜びを語りました。
婦人部は6月議会に初めて陳情書を提出しましたが、総務委員会で継続審議となっていました。何とか採択をかちとりたいと、9月議会でも再度陳情書を提出。曽於民商の会長でもある五位塚剛元市議も力添えし、各市議に対し、「もう一度陳情書の内容を審議し、意見書を採択してほしい」と訴えました。
鹿児島県内の婦人部は6月・9月議会に向け、学習会を開催。県内の各市町村にいっせいに請願・陳情書を提出しようと決め取り組んできました。
9月議会はもちろん12月議会でも採択する自治体が広がるよう、さらに運動を強めようと話し合っています。
|