民主党の衆議院比例定数80削減案に反対する談話
2012年1月18日
全国商工団体連合会
事務局長 岡崎民人
民主党は、通常国会に衆議院比例定数を80削減する法案を提出することを決めた。
国会にもっとも民意を反映する比例定数を削減し、消費税増税反対の世論と少数政党を国会から締め出す策動を許すわけにはいかない。
しかも、この比例定数の削減が、消費税増税の前提として持ち出されていることは重大である。「ムダを削れ」という国民の声に応えるのであれば、まず、年間320億円もの政党助成金をなくすべきであり「これ以上の負担には耐えられない」という国民・中小業者の声を切り捨てる比例定数削減には断固反対である。
全商連は「社会保障と税の一体改革」消費税増税を許さず、衆議院比例定数削減を、一体のものとしてたたかう決意を表明するものである。
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