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  トップページ > 教育のページ > 文化 > 全国商工新聞 第2768号 2月19日付
教育 文化
 
映画「寒川」
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映画「寒川」のワンシーン
 一時は200人以上が暮らしていた宮崎県・寒川集落。高齢化、過疎化が進み、98年に廃村になります。
 昔はどこにでもあった農村部「寒川」。農山村の過疎化、高齢化が急速に進行していくなかで、宮崎に限らず、私たちの生活は、災害、農村部の地区の自然破壊、河川の下流域の都市景観の変ぼう、近海漁業の打撃、地方都市の財政破たんなど、波紋のように荒廃が進行してきています。
 この映画は都市と農村部の社会的なあり方、将来の方向をともに考え、見つけ出していくことを意識して作られました。伝統文化や自然環境、人びとの生活や住まいを通して、農山村地区の課題に迫ります。
 過疎地区の生産基盤が薄れ、経済効率だけで切り捨てられることが、どれだけ社会全体にとって大きなマイナスになるのか考えたいと思っています。
 宮崎県だけでなく、日本のすべての地方自治体が抱える課題が、この映画から見えてくるかもしれません。
 映画「寒川」はこれから全国300カ所以上で上映会を展開していきます。上映情報に関してはホームページでご確認下さい。
・問い合わせ 「寒川」製作・配給プロジェクトTel0985・50・5578
・公式ホームページ  http://www.arecs.co.jp/sabukawa/
 
 
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