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全国商工新聞 第2799号 9月24日付
国保 「改正」保険業法
福岡県懇話会が結成総会
運動広げ共済守り抜く
県連など8団体から104人参加
「運動を広げて、共済を守り抜く」などの決意が表明された結成総会
福岡県商工団体連合会(県連)などの呼びかけで5日、「共済の今日と未来を考える福岡県懇話会」の結成総会が福岡市で開催され、8団体、104人が参加しました。
福岡県勤労者山岳連盟の荒木辰彦会長が開会あいさつ。よみうりテレビ放映のビデオ「共済が消滅の危機」を見た後、青山学院大学の本間照光教授が「共済制度存続の危機‐共済の歴史と未来」と題して講演しました。
続いて4団体の代表がとりくみを報告。山岳連盟の平田眞介理事長は「遭難対策のために共済制度がつくられた。九州の山でも年間何件か遭難事故はある。共済がなくなれば安心して登山もできなくなる」と発言。
福岡県保険医協会の岡本茂樹副会長は「ある医師が傷病のため休業に追い込まれ、生活保護を受給したことをきっかけに休業補償の共済をつくった」と歴史を紹介し、共済存続の必要性を訴えました。
県連共済会の藤田勝副理事長は「民商共済会は中小業者にとってかけがえのない役割を果たしている。この共済を守るため署名や議員要請にとりくんできた。運動を広げ共済を守り抜く」と決意を表明しました。
最後に、「自主共済を守るため運動を広げよう」の決議を採択しました。
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