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ポリエチレンフィルムロール5,730円が10,143円に=大阪市・包装資材加工
今年6月に12回目の値上げが実施されました。一般的に、ポリエチレン、PP、PET、塩ビ等が代表的なもので生活資材として重要な役割を果たしています。包装資材として製品化され消費者にわたるまでには副資材がたくさん使われています。
クラフト包装紙、ポリエチレン包装紙、段ボールケース、粘着テープ、印刷用インキ、顔料、染料、化学糊、溶剤など多岐に渡り、すべて値上がりし利益を圧迫しています。また物流においては自社の配達トラックの燃料、運送便の運賃などがあり現在最後に上がっていないのが当業界でも「加工賃」と「運賃」です。
この間の材料代の変化は、ポリエチレンフィルムロール
5,730円(2004年3月)→ 6,435円(2004年4月)→ 7,425円(2004年11月)→ 8,460円(2005年10月)→ 10,143円(2008年2月)→ 2008年6月値上げ予定
合成樹脂フィルムの種類は用途別にすれば無数にありますが、すべてが根もとの原油からできています。若干の値上げをしていますが、仕入れの上昇についてこないのが現状です。今年に入って大型コンバーターの倒産が2件発生、それ以外に見えない倒産があり、多くの下請け、仕入先に被害が出ています。
フィルムは、建築、建設業界にも多量に使われ、昨年の改正建築基準法の影響は我々の業界もいまだに大きな影響を受けています。
今年に入って食料品の値上げが相次ぎますが、長期間にわたって我慢したようです。その間は我々レベルの納入業者が泣きを見ていたと言うことです。食料品メーカーの値上げ理由に、包装資材の値上げなど…と載るようになりましたが、値上げ原因がそこにあるような書き方をされるのは心外です。
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