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3000万円の融資実現「これで商売伸ばしていける」=群馬県・前橋民商
事業継承し大型機械購入へ
融資が実現して喜ぶ長島さん
事務所前の機械置き場の予定地
群馬・前橋民主商工会(民商)会員で解体業を営む長島隆さんはこのほど、3000万円の融資が実現。「これで商売を伸ばしていける」と喜んでいます。
長島さんが申し込んだのは前橋市の「起業家独立開業資金」(Aタイプ5000万円以内。年1.0%、10年以内)。
父親から解体業を引き継いだ隆さんは、親会社の勧めもあって4月に法人化。株式会社ナガシマを開業しました。経費も削減し仕事も増やしたいと、リースで使用していた建設機械の購入を考えました。
民商とも相談しながら、県・市の解体業登録を進めるとともに、市の開業融資を申し込むことに。
銀行には、親会社から信頼され仕事が増えていること。今後、従業員も増やし、解体業登録も生かし、仕事の幅も広げ直接受注もめざしたいことを説明。保証協会にも大型機械を入れるには整地が必要なことを理解してもらい、満額融資の実行にこぎつけました。
長島さんは「引き継いだばかりで何も分からなかったけれど、民商と一緒に一つひとつ問題を解決し融資を獲得できてうれしい。これで事業の見通しができた。今後、産廃許可も取ってさらに事業の拡大をめざしたい」と希望を語ります。
全国商工新聞(2017年12月4日付) |
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