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金融 融資等
 

公庫で80万円融資受け、飲食店オープン=長崎・東彼民商

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融資が実現し、飲食店を新装オープンした大津さん(右)と娘のことねさん

 長崎・東彼(とうひ)民主商工会(民商)の会員で飲食店を営む大津かおりさんは、新装オープン資金として日本政策金融公庫(政策公庫)に80万円の融資を申し込み、8月末、全額実行されました。大津さんは「民商に相談したおかげ。本当に良かった」と話しています。

地域でも評判店 業態転換めざし
 大津さんは5年前に川棚町にドーナツ店をオープン。地域でも「おいしい」と評判でしたが、家族で商売するには利幅が少ないこともあって、同じ場所に「マッターホルンSA」という名前で、ラーメン・うどん・ハンバーガーなどを中心とする飲食店に業態転換することにしました。
 民商に入会する前、大津さんは一人で政策公庫に2回融資を申し込んだことがありますが、いずれもうまくいきませんでした。
 3年前に民商に入会。融資相談も行っていることを知って相談し、事業計画書づくりや政策公庫との面接に当たってのアドバイスを受けました。
 事業計画書には、店を高速道路のサービスエリアのように、休憩所としても利用してもらうこと、体にいい食材を提供し健康志向を売り≠ニする店づくりをすることなどを押し出し、他店との差別化を明記。8月1日に書類を提出し、9日には面接を受けました。
 面接では「2年分のの決算書を見る限り、返済財源が厳しい。融資は難しい」といわれましたが、返済財源の根拠として(1)ドーナツ店での売り上げの実績(2)今後の具体的な経営展開―を詳しく説明。その結果、面接の翌日の10日には融資を実行するとの連絡が入り、8月26日、全額が振り込まれました。
 大津さんは「民商でアドバイスを受けたおかげで、事業計画を詳しく説明でき、その結果前向きに検討してもらえた。3度目の挑戦でしたが、今回は無事に実行されました」と笑顔で話してくれました。
 大津さんは、「共済会の内容もいいですね」と話し、一緒に働いている長男、長女とも共済会に加入しました。

初挑戦の5人も全員が融資実現
 東彼民商ではことし4月以降、民商に相談し政策公庫に申し込んだ5人の会員全員が融資を実現。全員が政策公庫への申し入れは初めてでした。

全国商工新聞(2016年9月26日付)
 
   

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