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公庫セーフティーネット融資260万実現=群馬・吾妻
群馬・吾妻民主商工会(民商)のOさん=建築=は先ごろ、日本政策金融公庫(政策公庫)からセーフティーネット貸付の融資決定(260万円)の通知が届き「これで運転資金が確保でき事業を継続できる」と話しています。
建築に関わって45年になるOさんは2年前、外注先への支払資金が不足したため、融資を申し込もうと民商に相談。借り入れの実績もなく大変でしたが、収支計算書をしっかりつくりあげ、政策公庫から200万円の融資を受けました。
Oさんはその後2年間、一度も遅れることなく返済。昨年末には、政策公庫から融資案内のチラシが届きました。
前年の病気入院で売り上げが減少し、運転資金が必要だったOさんは「再度融資を受けよう」と、民商に改めて相談。融資に挑戦しました。
申し込んだのは、既存借り入れの返済分105万円を含め260万円。
確定申告の準備段階から、自主計算により収支報告書を作成したうえ、借入申込書を政策公庫に郵送しました。公庫担当者からは、預金通帳のコピーなどが求められたものの、面接もなくこのたび、融資決定通知が届いたものです。
Oさんは「前回よりも融資額が増えたので、心配していましたが、民商のアドバイスを受けしっかりと返済してきたことが今度の融資につながった。まだまだ仕事を頑張りたい」と語りました。
全国商工新聞(2015年7月6日付) |
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