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  トップページ > 金融のページ > 融資等 > 全国商工新聞 第3090号10月7日付
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金融 融資等
 

運転資金100万円 融資実現 商売つづけられる!=愛知・名古屋南

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 愛知・名古屋南民主商工会(民商)の小塩英晃さん=配管=は先ごろ、名古屋市の制度融資(小規模企業等振興資金=マル振の小口資金)を活用し、初めての取引銀行から100万円の運転資金(融資期間5年、利率年1・5%)を実現しました。
小塩さんは名古屋市内で小塩工業を経営。建設現場での配管や溶接作業が主な仕事で、売り上げも順調に伸びていました。
 しかし今年5月に入って、親会社から「材料持ち」で仕事をやってほしいと言われ、材料を仕入れるための手持ち資金が必要になりました。
小塩さんは融資を受けようとさっそく民商に相談。保証制度の中で保証料率が低く設定され、安心して利用できる「マル振」の活用をアドバイスされました。
 7月に入り、民商とともに保証協会に出向き保証を申し込みました。しかし、「保証に応じられない」との回答。提出した書類の住所が「東海市になっているため、名古屋市の制度融資は活用できない」とのことでした。
 「契約した仕事の材料が準備できない」と悩んだ小塩さんは再度民商に相談。その中で東海市には倉庫を置いているだけで、「住まいは名古屋市南区のマンションで事務処理を行っており、確定申告を提出しているのも名古屋市内の熱田税務署である」ことが判明。保証協会の職員に自宅のマンションに来てもらい、居住している実態や新たな仕事の契約を結んだことも伝え再度、保証を求めました。
 8月下旬に、保証協会から「保証を承諾します」と連絡が入り、その後銀行にも融資の申し込み手続きを行い、運転資金として100万円全額が口座に振り込まれました。
 小塩さんは「ほっとしました。これで仕事ができる」と喜んでいます。

全国商工新聞(2013年10月7日付)
 
   

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