満額460万円融資　事業計画書が力に＝福岡・粕屋

　福岡・粕屋民主商工会（民商）の服部晃久さん＝飲料水販売＝は先ごろ、県の制度融資である「小口事業資金」を活用して、460万円の融資を実現しました。
　服部さんは新規の顧客を増やすために200万円の運転資金を希望していましたが、開業資金の返済残が260万円あったことから、借り換えの分も含めて融資を申し込むことにしました。
　昨今の不況の中で希望額の融資が受けられるだろうかと不安でいっぱいでしたが、民商に何度も足を運び、「事業計画書」や「資金繰り表」を練り直すうちに将来の見通しや返済への自信がつき、県保証協会との面接では堂々と受け答えできました。
　職員からも「こんなにしっかりした計画書はなかなかない」と太鼓判を押され、希望した満額融資となりました。服部さんは「これで事業拡大への足がかりができました。民商に相談して良かった」と話しています。