生活福祉資金 設備費200万円 融資実現=長崎・大村
長崎・大村民主商工会(民商)のRさん(仮名)=飲食販売=は先ごろ、生活福祉資金(生業費)200万円の貸し付けを実現。「景気低迷で光が見えそうで見えない状態の中で、民商に相談し、一時はあきらめていた融資が実現して本当にうれしい」と話しています。
「書類作成なども助けてもらい、苦労はしましたが事業計画も納得のいくものが準備できました。今後はこれを力に、皆さんに喜ばれる商品を作って販売し、長く商売を続けたい」と満面の笑顔です。
Rさんは軌道に乗り始めた今の商売を続けていく上で、(1)商品をつくり置きする(2)材料のムダをなくす―の2点を検討してきました。その改善策が「新しい機能のついた冷凍庫」の導入。しかし、銀行での融資がうまくいかずに悩んでいました。そんなとき、“経営と生活の相談は民商へ”と書かれた立て看板が目に留まり、事務所を訪れました。
民商ではR部さんと相談し、生活福祉資金を申し込むことに。市の社会福祉協議会(社協)で申し込み用紙をもらった上で、書類作成の準備にかかりました。「昨年の実績」や「貸付後の営業・生活の改善点」等をまとめ、将来の展望を見据えた「事業計画書」や「借入理由」を夫婦で作成。審査で商売の実情が伝わるよう、数字も具体的に示しました。
また地元の民生委員にも「福祉資金が借りられれば商売が伸びる」と理由を説明。「大いに頑張ってほしい」と理解を深めてもらい、力になってもらいました。
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