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トップページ > 金融のページ > 融資制度 > 全国商工新聞 第2875号 4月13日付

 
金融 融資制度
 

緊急融資で経営改善できた!大分・Tさんの手記

 3月7日に緊急融資を銀行に申し込み、18日には県の制度融資が実行されました。返済は半年間、据え置き。困っている業者は、ぜひ民商に相談してほしいと思いました。
 07年まではそこそこ売り上げもありましたが、08年に入り、急に減り始めました。理由はお客が減ったこと。それも私から同業者に代えたお客が十数件もあり、ショックでした。今まで私はお客にゴミをドラム缶やゴミ袋に貯めてもらっていたのですが、同業者は産廃BOXを設置してお客を取っていたのです。
 作業場でよく会う大工のEさんに「売り上げが減ってどうにもならん」とぼやくと、「国が緊急保証の制度をつくったから民商に相談に行ったら」と言われ、びっくり。Eさんは民商の役員でした。
 民商で5号認定の取り方を教わり、私なりに経営改善の方法を考え、銀行に行きました。「今までは一つの事業所からゴミを回収するのに1時間かかる。産廃BOXを作って設置すれば15分で作業は終わり、効率化が図れる。新しい顧客を開拓して経営を改善させたい」と銀行で話し、4年分の収支と実際に自分で作った産廃BOXを見せました。
 「産廃BOXを50個作るのに100万円、当面の運転資金に60万円必要。お金になるには6カ月はかかるので、その間返済の据え置きを」と訴え、融資が実現しました。
 早速、産廃BOXを作り、応援してくれた支部長をはじめ民商の仲間のところに営業に出かけ、18個のBOXを置かせてもらっています。

 
     
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