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トップページ > 金融のページ > 融資制度 > 全国商工新聞 第2861号 1月5日付

 
金融 融資制度
 

条件変更中でも融資実現

あきらめずに交渉

 長野・佐久民主商工会のEさん=紙器=は「どうしても運転資金が必要」と「緊急融資」を活用し昨年11月26日、300万円の制度融資を実現、喜びをかみしめています。
 Eさんが借り入れた制度融資は金利2%(3年間は市が1・7%を利子補給)、返済期間は5年となっています。
 融資を申し込むきっかけは、「燃油・原材料高騰対策の緊急保証制度が別枠で100%保証が可能」と伝えた全国商工新聞の記事でした。「運転資金に苦しんでいた」Eさんは、さっそく佐久市でも制度化された「原油・原材料高騰に伴う中小企業等支援策」の融資を申し込みました。
 これまでEさんは2度にわたって制度融資の条件変更を実施。このため、保証協会から多くの書類を要求され、本店決済の事案となりました。
 しかしEさんは「あきらめないで粘り強く」行動。銀行から書類作成に関する助言も受け、やっと借りることができ「本当に助かった」と話しています。

経験を伝えたい
 Eさんは「自分の経験を資金の必要な人に伝えたい」と、民商の経営金融部会を再開。参加した10人は「つぶされてたまるか。緊急融資を借りて商売を続けよう」と、熱心に学習・交流しました。
 融資申し込みをして一度は断られた参加者も「借りるのをあきらめてはだめ」とみんなに知恵と元気をもらい、再度金融機関に交渉に行くことになり、参加者全員が自信と確信を深めています。
 佐久民商では「融資を実現させた会員に続け」「まずは自分が絶対借りる。うまくいったら借りたい人にも経験を教えよう」と励まし合い、融資獲得に向けた運動を広げていくことにしています。

 
     
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